2025年度「化学工学会 技術賞」を受賞
当社は、3月17日(火)に開催された公益社団法人 化学工学会主催の『化学工学会 第91年会』(会場:京都大学 百周年記念ホール)の表彰式において、「化学工学会 技術賞」を受賞いたしました。
受賞業績は、「燃焼機構の検証による竪型ストーカ式焼却炉の完成」で、翌18日(水)の受賞記念講演では受賞業績に関する講演を行いました。
「竪型ストーカ式焼却炉」の特長として、従来型ストーカ炉は薄く広げた廃棄物に下から空気を供給するため、燃焼ムラや火格子焼損などの問題が生じ易い課題がありました。当社が技術を完成した『竪型ストーカ式焼却炉』は廃棄物とガス(空気)が対向流であるため接触効率が高く、厚い廃棄物層で吹き抜けを防止します。本技術は一般廃棄物から産業廃棄物、災害廃棄物、さらには汚泥等の低品位燃料まで処理できる「マルチ・フューエル」対応の焼却炉です。空気比0.4〜0.5程度の一次燃焼空気により、変動の少ない熱分解ガスを生成し、独自に開発した整流装置によって完全燃焼を実現しています。形状がシンプルで駆動部分が少なく、火格子損傷がないため補修・定期整備の停止日数を削減でき、維持管理コストが低廉であるといったメリットを有しています。
化学工学会「技術賞」の受賞は2017年度の「乾式反応集じん装置の開発」に続き2回目となっており、今回の受賞で焼却施設を構成する主要装置である焼却炉と排ガス処理装置共に、評価されたものとなっています。